競合監視2026年8月3日

Webサイト更新通知アプリ比較|スマホ・拡張機能・無料

Webサイトの更新を通知してくれるアプリを、iPhone・Androidのアプリ、Chrome・Edgeの拡張機能、クラウド型、Power Automateなどの自作の4つに分けて並べました。無料でできる範囲と向く用途も書いています。

著者:商陣編集部

Webサイトの更新通知アプリは、決めたページを定期的に見に行き、中身が変わったら知らせてくれる道具です。このページでは、スマホのアプリ、ブラウザの拡張機能、クラウド型のサービス、自作の4つの形に分けて、実在するものを並べます。

使い道は人によって違います。チケットの販売開始や学校・役所のお知らせを待つ人もいれば、競合会社の料金ページを見張りたい人もいます。同じ「更新通知」でも、向く道具は変わります。

それぞれに、何ができるか、無料でどこまで使えるか、どんな人に向くかを書きました。料金は公式ページとストアで確かめたものだけを載せています。

リアンカー:PR TIMES・Google Newsから競合のリリースを自動で集め、毎朝まとめて通知する競合監視サービス。無料プランあり、スタンダードは月300円。

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Webサイト更新通知アプリの一覧

先に全体を表で見ておきます。どれも「ページを取りに行き、前回と比べ、違えば知らせる」という仕組みは同じです。違いは、どこでページを見に行くかに出ます。

名前形何ができる向く人費用の目安
WebWatch サイト監視 更新通知iPhoneアプリiPhoneの中でページを確かめ、変化を通知。比べたくない部分は外せるiPhoneだけで少しのページを見張りたい人無料は3サイトまで。Proは月250円・年1,850円・買い切り5,580円
Web AlertAndroidアプリログインや検索の操作を記録して再生し、選んだ部分の変化を通知Androidで、ログインが要るページも見たい人Google Playで無料。追加機能のパックあり
Distill Web Monitor拡張機能・PCアプリ・スマホアプリ・クラウドChrome・Edge・Firefoxの拡張とクラウドの両方で監視できるPCとスマホの両方で受け取りたい人無料は25件(クラウドは5件・6時間ごと)。有料は月$15から
Visualpingクラウド・Chrome拡張画面の見た目で差分を出す。Slack・Teamsにも通知できる仕事で、少ない手間で見張りたい人無料は5ページ・最短60分ごと。有料は月$14から
changedetection.ioオープンソース・クラウド自分のサーバーで動かせる。通知先が多いサーバーを触れる人、件数が多い人自分で動かせば0円。クラウド版は月$8.99
Power Automate(Microsoft)自作RSSが出ているサイトなら、新しい記事をきっかけに通知を組めるMicrosoft 365を仕事で使っている人RSSコネクタは標準の枠。デスクトップ版の自動実行は有料の権利が要る
Google Apps Script自作決めた間隔でページを取り、前回と比べてメールを送る処理を書ける少しプログラムを書ける人Googleアカウントがあれば使える
料金・提供内容は2026年10月時点で各社が公開している情報をもとにした目安です。ドル建ての料金は月払いの額です。最新の条件は各サービスの公式ページやストアで確認してください。

迷ったら、まず「通知をどこで受け取りたいか」で絞ります。スマホだけで済ませたいならスマホのアプリ、PCで作業しながらならブラウザの拡張機能、チームで共有したいならクラウド型が合います。

監視ツールの4カテゴリ地図。リリース・報道監視型、サイト変更検知型、SEO分析型、SNSモニタリング型の4象限に、それぞれ追える情報と代表的なツールが整理されている。
図:追いたい情報から逆算する、監視ツールの4カテゴリ。

スマホ(iPhone・Android)の更新通知アプリ

スマホのアプリは、通知がそのまま手元に届くのが強みです。チケットの販売ページや学校のお知らせなど、気づいたらすぐ動きたい用途に向きます。

ただし、スマホのアプリには2つの作りがあります。スマホの中でページを見に行くものと、外のサーバーが見に行って結果だけをスマホに送るものです。この違いで、確認の間隔や電池の減り方が変わります。

iPhoneの更新通知アプリ:WebWatch サイト監視 更新通知

App Storeに載っているiPhone・iPad向けのアプリです。無料で3サイトまで登録でき、Proにすると登録数の上限が外れます。Proは月250円、年1,850円、買い切り5,580円の3通りです。

ページの確認は、iPhoneの「Appのバックグラウンド更新」の仕組みで行われます。いつ確認するかはiOSが決めるので、何分おきと正確には決められません。分単位の早さが要る用途では、この点を知っておくと安心です。

ストアの説明では、ログインが要るページは、うまく見られない場合があるとされています。JavaScript(=ページを開いたあとに中身を組み立てるプログラム)だけで表示されるページも同じです。

Androidの更新通知アプリ:Web Alert

Google Playで無料で配られているAndroid向けのアプリです。専用のブラウザでページまでの操作を記録し、アプリが裏でその操作を繰り返して確かめます。ログインや検索をしないと出てこないページにも使えるのが特徴です。

見張る部分は、ページの文章やHTML(=ページの元になっている文字のデータ)から選べます。変わった部分は色付きで知らせてくれます。追加の機能は、別の拡張パックで足せます。

iPhoneとAndroidの両方で使える:Distill Web Monitor

Distillには、iPhone・Android向けのアプリもあります。こちらは受け取り役のアプリです。ページの確認はDistillのクラウドかPCの拡張機能が行い、スマホには通知だけが届きます。スマホの電池を使わないのが利点です。

App Storeの説明では、このiPhoneアプリの利用には有料のプランが要るとされています。無料のまま試したいなら、先にPCの拡張機能で始めるほうが手軽です。

スマホのアプリで気をつけること

スマホの中でページを見に行くアプリは、省電力の設定や通信の状態で確認が止まることがあります。大事な更新を待つときは、メールでも届くサービスを1つ重ねておくと取りこぼしが減ります。

Chrome・Edgeの拡張機能で更新を通知する

拡張機能(=ブラウザに後から足す小さな追加ソフト)は、いま見ているページをそのまま登録できるのが便利です。見張りたい部分をマウスで選べるものが多く、設定がいちばん早く終わります。

注意したいのは、拡張機能だけで動かす「ローカル監視」は、ブラウザを開いているあいだしか動かないことです。PCを閉じている時間の更新は、次に開いたときまで分かりません。

Distill Web Monitor(Chrome・Edge・Firefox)

Chromeウェブストアと、Microsoft Edgeのアドオンストアの両方に載っています。Firefox版や、Windows・Mac・Linux向けのPCアプリもあります。

無料プランでは25件まで登録できます。このうちクラウドで動かせるのは5件で、確認の間隔は最短6時間です。PCの中で動かすローカル監視なら、5秒ごとから設定できます。無料のメール通知は月30通までです。

有料のStarterは月$15で50件、クラウドの確認は最短10分です。Professionalは月$35で150件、最短5分です。通知はメールのほか、SMS、スマホへのプッシュ、Slack、Discordなどに送れます。

Visualping(Chrome)

Visualpingの拡張機能はChromeウェブストアにあり、無料プランでも使えます。拡張機能から、ブラウザで監視するか、Visualpingのクラウドに任せるかを選べます。

クラウドに任せると、PCを閉じていても確認が続き、メール、SMS、Slack、Teamsで知らせを受けられます。ブラウザで監視する場合は、ブラウザを開いておく必要があり、通知もブラウザの中だけになります。

なお、Edgeは設定を変えるとChromeウェブストアの拡張機能も入れられます。ただ、動作を保証しているかはサービスごとに違います。Edgeで使うなら、Edgeのストアに載っているものを選ぶほうが確実です。

競合の料金ページなど「発表されない変更」は拡張機能やクラウド型で見張れます。一方、新機能や提携のように「発表される変更」は、プレスリリースを集めるリアンカーのほうが少ない手間で追えます。

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クラウド型の更新通知サービス

クラウド型は、サービスのサーバーが代わりにページを見に行く形です。PCやスマホの電源を切っていても動き続けます。通知先をチームで共有しやすいので、仕事で使うならこの形が中心になります。

Visualping:画面の見た目で差分を見る

ページの見た目を撮って比べ、変わった場所に印を付けて知らせます。文字のデータではなく画面で見せるので、どこが変わったかを直感的につかめます。AIが変更の重要さを判断する機能もあります。

無料プランは5ページまで、月150回の確認、最短60分ごとです。Personal 1Kは月$14で10ページ、最短15分ごと。Business 20Kは月$140で200ページ、5人まで使えます。年払いにすると月あたりの額が下がります。

Distill Web Monitor:クラウドとPCを組み合わせる

拡張機能の項で書いたとおり、Distillはクラウドの監視とPCの監視を同じ一覧で扱えます。大事なページはクラウドで、そうでないページはPCで、と分けると無料の枠を長く使えます。

changedetection.io:自分のサーバーでも動かせる

オープンソース(=中身のプログラムが公開され、誰でも使える形)の更新通知ツールです。ライセンスはApache-2.0で、Dockerやpipを使って自分のPCやサーバーで動かせます。自分で動かすならツールの費用はかかりません。

サーバーの用意が手間なら、開発元のクラウド版があります。月$8.99で、5,000件まで登録できます。通知はメール、Slack、Discord、Teams、Telegramなど多くの先に送れます。

見張る件数が多い人には、件数あたりの費用がいちばん軽くなりやすい選択肢です。そのかわり、画面の作りは技術寄りです。設定を自分で詰められる人に向きます。

Power Automateなどで更新通知を自作する

会社でMicrosoft 365やGoogle Workspaceを使っているなら、既にある道具で更新通知を組む手もあります。新しいサービスの契約が難しい職場では、こちらのほうが通しやすいことがあります。

Power AutomateのRSSで更新通知を組む

相手のサイトがRSS(=新しい記事の一覧を機械が読める形で出す仕組み)を出しているなら、Power AutomateのRSSコネクタが使えます。「フィード項目が発行されたとき」をきっかけに、メールやTeamsへ知らせる流れを作れます。

RSSコネクタはStandard(標準)の区分です。Microsoftの説明では、RSSのきっかけが確かめに行く間隔は最短1,800秒、つまり30分です。分単位の早さは出ませんが、お知らせやブログの更新を追うには足ります。

RSSが無いページはPower Automate for desktop

RSSが無いページは、Power Automate for desktopを使います。WindowsのPC上の操作を自動化するアプリで、ページの文字を取り出して前回と比べる流れを組めます。Windows 10と11で使えます。

ただし、無料のMicrosoftアカウントでは、クラウドのフローから起動したり、時間を決めて動かしたりはできません。自動で定期的に回すには、組織のPremiumアカウントが必要です。Windows Homeでは、クラウドからの実行もできません。

Google Apps Scriptで書く

少しプログラムを書けるなら、Google Apps Scriptも候補です。時間主導型トリガー(=決めた間隔で自動で動かす設定)で、1分ごとから月1回まで選べます。ページを取り、前回と比べ、違えばメールを送る処理を書きます。

自作は、相手のサイトの作りが変わると止まります。止まっても気づきにくいのが弱点です。仕事で使うなら、月に1回は動いているかを確かめる日を決めておくと安心です。手順の考え方は競合調査を自動化する方法にまとめています。

ノーコードの連携ツールで組む具体的な手順は、専門サイトのZapierで競合監視を自動化する手順とRSS・Feedlyで競合監視する方法にあります。

用途別:個人と仕事で更新通知アプリの選び方は変わる

同じ「更新を知りたい」でも、個人の用途と仕事の用途では大事にするものが違います。個人は早さと手軽さ、仕事は取りこぼさないことと共有のしやすさが中心になります。

用途大事なこと合いやすい形例
チケット・予約の受付開始早く気づくスマホのアプリ、確認の間隔が短いクラウド型WebWatch、Web Alert、Distill
学校・役所・管理会社のお知らせ見落とさないメールで届くクラウド型、RSSがあればRSSVisualpingの無料枠、Power AutomateのRSS
欲しい商品の在庫・値下げ決まった部分だけ見る部分を選べるアプリ・拡張機能Distill、Web Alert
競合の料金ページ・機能一覧チームで共有するSlack・Teamsに送れるクラウド型Visualping、Distill、changedetection.io
競合の新機能・提携・調達の発表発表を漏らさず集めるプレスリリースを集めるサービスリアンカー
表:用途ごとに合いやすい形。1つで全部をまかなうより、用途で分けたほうが通知が整理される。

個人の更新通知は「早さ」と「受け取る場所」で選ぶ

チケットの販売開始のように、数分の差が効く用途では、確認の間隔が大事です。スマホの中で動くアプリは間隔をiOSやAndroidが決めることがあるので、確実さが要るときはクラウド型と重ねます。

お知らせページのように、1日以内に気づければよい用途なら、無料の枠で十分なことが多いです。Visualpingの無料プランやDistillの無料プランで、数ページを見張るところから始められます。

仕事の更新通知は「共有」と「ノイズの少なさ」で選ぶ

仕事で競合のサイトを見張るなら、通知が個人のスマホで止まらないことが大事です。SlackやTeamsのチャンネルに送れるものを選ぶと、担当が休んでいても情報が流れます。

もう1つは、ページ全体ではなく部分を選ぶことです。料金ページなら価格の書かれた範囲だけを選ぶと、バナーの差し替えで通知が鳴らなくなります。監視するページの選び方は、専門サイトの競合サイトの更新を自動検知する方法で詳しく扱っています。

更新通知アプリを使う前に確かめること

使う前のチェック

  • 見張りたいページがログインなしで見られるか
  • ページ全体ではなく、見たい部分だけを選べるか
  • 通知を受け取る場所(スマホ・メール・Slack・Teams)が決まっているか
  • PCやスマホを閉じているあいだも動く必要があるか
  • 無料の枠(登録数・確認の間隔・通知の回数)に収まるか
  • 相手のサイトの利用規約で、自動での取得が禁じられていないか

競合のリリースを追うなら、更新通知アプリと分けて考える

仕事で競合を見張る場合、ページの更新通知だけでは拾いにくい情報があります。新機能、提携、資金調達のように、プレスリリースとして発表される動きです。

発表は、相手のサイトのお知らせ欄より先に、PR TIMESのような配信サイトやニュースに出ることがあります。また、まだURLを知らない新しい競合は、URLを登録する形の更新通知では見張れません。

商陣が開発しているリアンカーは、この「発表される変更」を集めるサービスです。会社名やサービス名、キーワードを登録すると、PR TIMESとGoogle Newsから新しい記事を集め、毎朝9時にメールやSlackにまとめて届けます。

無料プランは監視対象2件まで、記事の取得は月曜と木曜の週2回、通知はメールです。スタンダードは月300円(税抜)で、監視対象の数に上限がなく、毎日取得し、Slackにも送れます。

合わないのは、料金ページの数字の書き換えのような、発表されない変更を追いたい場合です。この用途は、ここまでに並べたページの更新通知アプリのほうが向きます。2つを役割で分けて使うと、通知が重なりません。

競合のプレスリリースやニュースを、毎朝まとめて受け取りたい人向けです。無料プランは登録の手間だけで試せます。

リアンカーの公式ページを見る

競合を見張るツールを種類ごとに広く比べたい人は、競合監視ツール比較も参考になります。価格の変化に絞った見張り方は競合の価格を監視する方法にあります。

Webサイトの更新通知アプリでよくある質問

Q. Webサイトの更新通知を無料で受け取る方法はありますか?

A. あります。Visualpingの無料プランは5ページまで、Distillの無料プランは25件まで(クラウドは5件)登録できます。iPhoneならWebWatchが3サイトまで、AndroidならWeb Alertが無料で使えます。RSSがあるサイトなら、RSSリーダーやPower AutomateのRSSコネクタでも追えます。

Q. iPhoneだけでWebサイトの更新通知を受け取れますか?

A. 受け取れます。WebWatchのようにiPhoneの中で確かめるアプリなら、iPhoneだけで完結します。ただし確認のタイミングはiOSが決めます。決まった間隔で確実に見たいなら、クラウド型のサービスでメール通知を受ける方法を重ねると安心です。

Q. Chromeの拡張機能はPCを閉じていても動きますか?

A. 拡張機能だけで動かすローカル監視は、ブラウザを開いているあいだしか動きません。VisualpingやDistillでは、拡張機能からクラウドでの監視を選ぶと、PCを閉じていても確認が続きます。

Q. Power Automateで更新通知を作るのに費用はかかりますか?

A. RSSが出ているサイトなら、Standard(標準)区分のRSSコネクタで組めます。RSSが無いページをPower Automate for desktopで定期的に自動で確かめるには、組織のPremiumアカウントが必要です。無料のMicrosoftアカウントでは、時間を決めた自動実行はできません。

Q. 他人のサイトを自動で確かめても問題ありませんか?

A. 相手のサイトの利用規約を先に確かめてください。自動での取得を禁じているサイトもあります。確認の間隔を必要以上に短くしないことも大切です。多くの用途では、1日に数回で足ります。

まとめ:Webサイトの更新通知アプリは受け取り方で選ぶ

Webサイトの更新通知アプリは、スマホのアプリ、ブラウザの拡張機能、クラウド型、自作の4つの形があります。どれも仕組みは同じで、違いはどこで確かめ、どこに知らせるかです。

  • スマホだけで少しのページを見るなら、iPhoneはWebWatch、AndroidはWeb Alert
  • PCでいま見ているページをすぐ登録したいなら、DistillやVisualpingの拡張機能
  • PCを閉じていても動かし、チームで共有したいなら、VisualpingやDistillのクラウド、changedetection.io
  • 職場の道具で組みたいなら、RSSがあるサイトはPower Automate、書ける人はGoogle Apps Script
  • 競合の発表を追うなら、ページの更新通知とは分けて、プレスリリースを集めるリアンカー

まずは無料の枠で、見張りたいページを1つだけ登録してみてください。どんな通知がどのくらい届くかが分かれば、有料にするか、別の形に変えるかを決めやすくなります。

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PR TIMES・Google Newsから競合のリリースを自動で集め、毎朝まとめて通知する競合監視サービス。無料プランあり、スタンダードは月300円。