プレスリリース配信サービスの無料枠|6つの選択肢と届く先
無料でプレスリリースを出せる配信サービスを並べました。PR TIMESの無料枠、valuepressのフリー、PR-FREE、PRESSNOW、ぷれりりなどの無料範囲・届く先・向く会社と、有料との違いを整理しています。
著者:商陣編集部
プレスリリース配信サービスには、無料で出せるものがいくつかあります。このページでは、無料で使えるプレスリリース配信サービスを並べ、無料でできる範囲、有料との違い、届く先、向く会社を1か所で見られるようにしました。
無料のサービスは、それぞれの運営会社が自社のページで案内しています。ただ、横に並べて比べたページは多くありません。そこで、各社の公式ページを2026年10月に開いて確かめた内容だけを載せています。
有料の配信サービスどうしを詳しく比べたい場合は、リアンカーのプレスリリース配信サービス比較が向いています。このページは「まず無料で出してみたい」人向けの入口です。
リアンカー:PR TIMES・Google Newsから競合のリリースを自動で集め、毎朝まとめて通知する競合監視サービス。無料プランあり、スタンダードは月300円。
リアンカーの公式ページを見る無料で使えるプレスリリース配信サービスの一覧
プレスリリース配信サービスの無料の形は、大きく3つに分かれます。条件を満たすと無料になる枠、機能を絞った無料プラン、最初から無料で載せられる掲載サイトです。まず全体を表で見てください。
| サービス名 | 無料でできること | 向く人 | 費用の目安 |
|---|---|---|---|
| PR TIMES(スタートアップチャレンジ) | 設立24か月以内の国内の株式会社が、最大10件まで無料で配信できる | 設立して間もない株式会社 | 条件を満たせば0円。通常は1件30,000円(税抜) |
| valuepress(フリー) | valuepressへの掲載と、メディア20媒体への配信。機能に制限あり | まず有料プランの使い勝手を試したい会社 | 0円。有料はエコノミー1件30,000円(税抜)から |
| PR-FREE | 会員登録なしでフォームから投稿し、提携ニュース媒体へ配信 | 個人・小さな会社・団体 | 0円(入会費・年会費・配信費用なし) |
| PRESSNOW(プレスナウ) | 編集部の確認後にPRESSNOWへ掲載。自社サイトで掲載ページを紹介するのが条件 | 自社サイトを持つ個人・小さな会社 | 無料掲載は0円。紹介なしのスタンダード掲載は5,500円(税の表記なし) |
| ぷれりり | 個人情報なしで登録し、ぷれりりにプレスリリースを掲載 | アプリ・サービスを出した個人開発者など | 0円 |
| 媒体の受付窓口に直接送る | ニュースサイトが公開している受付窓口にリリースを送る | 載せてほしい媒体が決まっている会社 | 0円(掲載は媒体の判断) |
料金について
料金・提供内容は、2026年10月時点で各社が公開している情報をもとにした目安です。税込・税抜は各社の表記に合わせ、公式ページに表記が見当たらないものは「表記なし」としています。最新の条件は各サービスの公式ページで確認してください。
ポイントは、どれも「載ること」と「記者に届くこと」が別だという点です。表の「無料でできること」に、配信先(記者や媒体に届く)まで入っているかを見てください。掲載だけのサービスは、検索や一覧から見つけてもらう形になります。
プレスリリース配信サービスの無料と有料の違い
プレスリリース配信サービスの有料プランは、一般に「多くの記者・媒体に届ける」「提携サイトに転載される」「どれだけ読まれたか測る」の3つに費用がかかっています。無料の枠は、このどこかを削って成り立っています。
無料の配信サービスで削られやすいのは配信先の数
いちばん差が出るのは、届く記者・媒体の数です。たとえばvaluepressは、フリーがメディア20媒体への配信、有料のエコノミーが記者1,000名と提携サイトへの配信と案内しています。同じサービスの中でも、届く範囲がはっきり違います。
無料の配信サービスでは効果測定が付かないことが多い
有料プランには、閲覧数や転載先を確かめる機能が付くことが一般的です。PR-FREEは公式ページで、閲覧数や掲載したメディアの一覧は出さないと明記しています。valuepressのフリーも、効果測定などの機能に制限があると書いています。
無料の配信サービスには条件や審査がある
無料の代わりに条件が付くこともあります。PR TIMESの無料枠は設立年月とフォロワー集めが条件です。PRESSNOWの無料掲載は、自社サイトで掲載ページを紹介するのが条件です。審査で掲載を断られる場合もあります。
無料か有料かで迷ったら、「年に何本出すか」と「届けたい記者がいるか」の2つで決めるのが良いです。年に数本で、まず実績を残したい段階なら無料から始められます。特定の業界紙に確実に届けたい段階なら、有料の配信先リストのほうが扱いやすくなります。
有料のプレスリリース配信サービスを、料金体系・配信先・転載・効果測定の軸で比べた記事はリアンカーにまとめています。無料で試したあとに乗り換え先を探すときの参考にしてください。
リアンカーの配信サービス比較を読む無料で出せるプレスリリース配信サービス6つの中身
ここからは、無料で使えるプレスリリース配信サービスを1つずつ見ます。何ができるか、誰に向くか、気をつける点の順に書いています。
PR TIMESのスタートアップチャレンジ(条件付きで無料)
PR TIMESは、設立間もない会社向けに「スタートアップチャレンジ」という無料の枠を用意しています。公式ページの条件は、日本国内の株式会社であること、会社設立から24か月以内であること、アカウント開設後のミッションを達成することの3つです。
ミッションは、PR TIMES上でフォロワーを3人集めることです。株主や利用者、社内のメンバーに頼む形が案内されています。無料になるのは最大10件までで、期間は設立から24か月後の月末までです。同じ月の2件目以降は有料になります。
対象外もはっきり書かれています。代理店が運用するアカウントと、親会社がある会社(法人が過半数の株を持つ会社)は対象になりません。通常の料金は1件30,000円(税抜)の従量課金です。
valuepressのフリー(機能を絞った無料プラン)
valuepressは料金表に「フリー」という0円のプランを載せています。公式の説明は、valuepressへの掲載とメディア20媒体への配信ができるお試しプランというものです。ファイルの添付や効果測定などの機能には制限があります。
向くのは、有料プランを契約する前に、管理画面や配信の流れを試しておきたい会社です。有料はエコノミーが1件30,000円、スタンダードが30日ごとに35,000円、ビジネスが30日ごとに70,000円(いずれも税抜)です。
PR-FREE(登録なしで投稿できる無料配信)
PR-FREEは、株式会社VOIXが運営する無料のプレスリリースサービスです。公式ページのよくある質問では、入会費・年会費・配信費用は一切かからないと書かれています。会員登録はいらず、フォームから投稿します。
投稿は、カテゴリに応じて複数の提携ニュース媒体に配信されます。ただし、どの媒体かは公開していません。運用の支援や原稿の作成、閲覧数の報告もありません。とにかく1本出して、検索で見つかる場所に置きたい人に向きます。
PRESSNOW(自社サイトで紹介すれば無料掲載)
PRESSNOW(プレスナウ)は、有限会社BMBプランニングが運営する掲載サイトです。会社・団体だけでなく、個人事業主やフリーランスも投稿できます。投稿は編集部が確認し、掲載まで1時間から3営業日ほどかかると案内されています。
無料掲載の条件は、掲載後に自社の公式サイトでPRESSNOWの掲載ページを紹介することです。紹介しない形のスタンダード掲載は5,500円、トップページの枠に出すPR PICK UPは11,000円です。紹介コードやアフィリエイトが主な目的の投稿は、通常の掲載から外れます。
ぷれりり(個人情報なしで載せられる掲載サイト)
ぷれりりは、無料でプレスリリースを載せられる掲載サイトです。公式ページでは、個人情報は不要で、誰でも無料で登録できると案内しています。2026年10月14日に確かめた時点でも、新しいリリースが載っていました。
公式ページには、ほかの媒体への配信についての記載はありません。ぷれりりのサイト内で見つけてもらう形と考えるのが良いです。一覧には、アプリの公開を知らせるリリースなども並んでいます。
媒体の受付窓口に直接送る(配信サービスを使わない無料の方法)
配信サービスを通さず、ニュースサイトの受付窓口に直接送る方法もあります。たとえばマイナビニュースは、プレスリリースや資料をメールで受け付けるページを公開しています。送ったものは編集部が目を通し、記事づくりの参考にすると書かれています。
費用はかかりませんが、載るかどうかは媒体が決めます。送り先を1つずつ探す手間もかかります。載せてほしい媒体が3〜5つに絞れているなら、配信サービスより確実に届けられる方法です。送り先の作り方はメディアリストの販売・購入の比較で紹介しています。
プレスリリースを無料掲載したときに届く先
プレスリリースを無料掲載したあと、リリースがどこに届くかはサービスごとに違います。読者が見つける経路は、一般に次の3つです。
- 1配信サービス自身のサイト:一覧ページや検索から読者が見つける
- 2記者・媒体への配信:登録している記者や編集部にメールなどで届く
- 3提携サイトへの転載:ニュースサイトなどにリリース本文がそのまま載る
| サービス名 | 自社サイトへの掲載 | 記者・媒体への配信 | 提携サイトへの転載 |
|---|---|---|---|
| PR TIMES(無料枠) | あり | 無料枠だけの配信先の制限は公式ページに記載なし | 公式ページに件数の記載なし |
| valuepress(フリー) | あり | メディア20媒体 | 公式の料金表ではフリーでの扱いを確認できず |
| PR-FREE | あり | カテゴリに応じた提携ニュース媒体(媒体名は非公開) | 提携媒体名は非公開 |
| PRESSNOW | あり | 公式ページに記載なし | 公式ページに記載なし |
| ぷれりり | あり | 公式ページに記載なし | 公式ページに記載なし |
大事なのは、転載されても記事として取り上げられたわけではない点です。転載はリリース本文がそのまま載ることで、記者が取材して書いた記事とは違います。取り上げてもらうには、記者に届いて「書きたい」と思ってもらう必要があります。
その意味で、無料のプレスリリース配信サービスは「検索で見つかる場所を増やす」役割が中心です。自社サイトのお知らせと合わせて置いておくと、社名で検索した人が発表を見つけやすくなります。
プレスリリース配信サービスを無料で使うのが向く会社・個人
無料のプレスリリース配信サービスが合うかどうかは、会社の段階と発表の中身で変わります。目安を表にしました。
| こんな状況 | 合いやすい無料の選択肢 | 理由 |
|---|---|---|
| 設立2年以内の株式会社 | PR TIMESのスタートアップチャレンジ | 通常と同じ配信を、最大10件まで無料で使える |
| 有料契約の前に操作を試したい | valuepressのフリー | 同じサービスの有料プランと比べながら試せる |
| 個人事業主・フリーランス | PR-FREE、PRESSNOW | どちらも個人の投稿を受け付けている |
| アプリ・Webサービスを出した個人 | ぷれりり、PR-FREE | 個人情報なし・登録なしで出せる |
| 載せたい媒体が決まっている | 媒体の受付窓口に直接送る | 配信サービスを通すより確実に相手に届く |
個人でもプレスリリースを無料で出せる
プレスリリースは会社だけのものではありません。PR-FREEとPRESSNOWは、公式ページで個人事業主や個人の投稿を受け付けると案内しています。ぷれりりも個人情報なしで登録できます。PR TIMESの無料枠は株式会社が対象なので、個人では使えません。
無料の配信サービスが合いにくい場面
上場企業の決算や、業界紙に確実に載せたい新製品の発表は、届け先を選べる有料プランのほうが扱いやすくなります。無料の枠は配信先が少ないか、配信先を選べないことが多いためです。発表の重さで使い分けるのが良いです。
有料の大手プレスリリース配信サービスとの違い
有料の大手プレスリリース配信サービスは、届く媒体の数と、配信後の報告が厚くなります。代表的なサービスの公開情報を短く並べます。詳しい比べ方はリアンカーの記事に任せ、ここでは無料との差だけを見ます。
| サービス名 | 料金の目安 | 公式ページに書かれている配信先 | 無料の扱い |
|---|---|---|---|
| PR TIMES | 1件30,000円(税抜)。定額は月70,000円から(年契約) | 1万900以上の媒体 | 設立24か月以内の株式会社に無料枠あり |
| @Press | スマート配信2.5万円から、サポート配信3.98万円から(税の表記なし) | 配信先メディア12,000、パートナーメディア332 | 無料会員登録・無料相談あり(配信は有料) |
| valuepress | エコノミー1件30,000円、スタンダード30日35,000円(税抜) | 記者1,000名と提携サイト(エコノミー) | フリーあり(20媒体へ配信) |
| ドリームニュース | 30日間定額10,000円(税抜) | 公式の配信先メディアのページで公開 | トップページに無料配信の案内なし |
料金について
料金・提供内容は、2026年10月時点で各社が公開している情報をもとにした目安です。税込・税抜は各社の表記に合わせ、公式ページに表記が見当たらないものは「表記なし」としています。最新の条件は各サービスの公式ページで確認してください。
共同通信PRワイヤーは、一般企業向けの1件あたりの料金をトップページに載せていません。2026年10月には、定額プランを試せる25周年記念のキャンペーンを案内しています。条件は公式ページで確かめてください。
有料と無料のいちばん大きな違いは、配信先を「選べる」かどうかです。業界や地域で届け先を絞れると、関係のない媒体に送らずに済みます。PR TIMESと@Pressの違いは、リアンカーのPR TIMESと@Pressの違いで詳しく比べています。
プレスリリースを無料で配信するときに効果を上げる準備
プレスリリースを無料で配信しても、準備しだいで見つけてもらえる回数は変わります。一般に効果に効くのは、タイトル、出す日時、配信後の置き場所の3つです。
無料のプレスリリースもタイトルで読まれるかが決まる
掲載サイトの一覧では、タイトルしか表示されないことがほとんどです。「誰が・何を・いつから」がタイトルだけで分かる形にします。AIで下書きを作る方法はプレスリリースのAI作成で紹介しています。書き方の基本はリアンカーのプレスリリースの書き方にまとめています。
無料の配信でも出す日時を選ぶ
同じ日に大きな発表が重なると、一覧の中で埋もれます。業界の展示会や大手の決算発表の日を避けるだけでも、目に留まる時間が長くなります。日時の考え方はリアンカーのプレスリリースの配信タイミングにまとめています。
無料掲載したページを自社サイトから案内する
掲載したら、自社サイトのお知らせやSNSから掲載ページへリンクします。PRESSNOWのように、これが無料の条件になっているサービスもあります。社名で検索した人が、発表にたどり着きやすくなります。
無料でプレスリリースを出す前の確認
- 無料の条件(設立年月・自社サイトでの紹介・審査)を満たしている
- 記者・媒体への配信まで入っているか、掲載だけかを確かめた
- タイトルだけで「誰が・何を・いつから」が分かる
- 問い合わせ先(担当者名・メールアドレス)を本文に入れた
- 大きな発表が重なる日を避けた
- 掲載後に自社サイトとSNSからリンクする段取りを決めた
自社のリリースを出したあとは、同業他社がどの配信サービスから何を出しているかも見ておくと、次の発表の参考になります。リアンカーはPR TIMESとGoogle Newsから競合のリリースを集め、毎朝まとめて知らせます。無料プランから始められます。発表を「出す」側のサービスではない点にご注意ください。
リアンカーの公式ページを見るプレスリリース配信サービス(無料)のよくある質問
Q. プレスリリースは無料でも効果がありますか?
A. 検索で見つかる場所を増やす効果は期待できます。一方で、記者に取り上げてもらえるかは配信先の数と中身しだいです。無料の枠は配信先が少ないか選べないことが多いので、発表の重さに合わせて有料と使い分けるのが良いです。
Q. 個人でもプレスリリースを無料で出せますか?
A. 出せます。PR-FREEとPRESSNOWは個人事業主や個人の投稿を受け付けると案内しています。ぷれりりも個人情報なしで登録できます。PR TIMESの無料枠は国内の株式会社が対象なので、個人では使えません。
Q. PR TIMESは無料で使えますか?
A. 設立24か月以内の国内の株式会社で、フォロワーを3人集めるミッションを達成すると、最大10件まで無料で配信できます。代理店が運用するアカウントや親会社がある会社は対象外です。それ以外は1件30,000円(税抜)の従量課金が基本です。
Q. 無料の配信サービスで出したリリースは、ニュースサイトに載りますか?
A. サービスによります。PR-FREEは提携ニュース媒体へ配信すると案内していますが、媒体名は公開していません。PRESSNOWとぷれりりは、公式ページにほかの媒体への配信の記載がありません。転載されても、記者が書いた記事とは別物と考えてください。
プレスリリース配信サービスを無料で使うときのまとめ
無料で使えるプレスリリース配信サービスは、3つの形に分かれます。条件付きで無料になる枠(PR TIMES)と、機能を絞った無料プラン(valuepress)です。もう1つが無料の掲載サイト(PR-FREE・PRESSNOW・ぷれりり)です。媒体の受付窓口に直接送る方法も、費用はかかりません。
選ぶときは、無料でできる範囲に「記者・媒体への配信」まで入っているかを最初に見るのが良いです。掲載だけでも、検索で見つかる場所は増えます。業界紙に確実に届けたい発表が出てきたら、有料の配信サービスを比べる段階です。
有料のプレスリリース配信サービスを料金・配信先・効果測定で比べるなら、リアンカーの比較記事が近道です。
プレスリリース配信サービス比較を読むリアンカー のご案内
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PR TIMES・Google Newsから競合のリリースを自動で集め、毎朝まとめて通知する競合監視サービス。無料プランあり、スタンダードは月300円。