広報・PR2026年7月21日

プレスリリース配信サービスの無料枠|6つの選択肢と届く先

無料でプレスリリースを出せる配信サービスを並べました。PR TIMESの無料枠、valuepressのフリー、PR-FREE、PRESSNOW、ぷれりりなどの無料範囲・届く先・向く会社と、有料との違いを整理しています。

著者:商陣編集部

プレスリリース配信サービスには、無料で出せるものがいくつかあります。このページでは、無料で使えるプレスリリース配信サービスを並べ、無料でできる範囲、有料との違い、届く先、向く会社を1か所で見られるようにしました。

無料のサービスは、それぞれの運営会社が自社のページで案内しています。ただ、横に並べて比べたページは多くありません。そこで、各社の公式ページを2026年10月に開いて確かめた内容だけを載せています。

有料の配信サービスどうしを詳しく比べたい場合は、リアンカーのプレスリリース配信サービス比較が向いています。このページは「まず無料で出してみたい」人向けの入口です。

リアンカー:PR TIMES・Google Newsから競合のリリースを自動で集め、毎朝まとめて通知する競合監視サービス。無料プランあり、スタンダードは月300円。

リアンカーの公式ページを見る

無料で使えるプレスリリース配信サービスの一覧

プレスリリース配信サービスの無料の形は、大きく3つに分かれます。条件を満たすと無料になる枠、機能を絞った無料プラン、最初から無料で載せられる掲載サイトです。まず全体を表で見てください。

サービス名無料でできること向く人費用の目安
PR TIMES(スタートアップチャレンジ)設立24か月以内の国内の株式会社が、最大10件まで無料で配信できる設立して間もない株式会社条件を満たせば0円。通常は1件30,000円(税抜)
valuepress(フリー)valuepressへの掲載と、メディア20媒体への配信。機能に制限ありまず有料プランの使い勝手を試したい会社0円。有料はエコノミー1件30,000円(税抜)から
PR-FREE会員登録なしでフォームから投稿し、提携ニュース媒体へ配信個人・小さな会社・団体0円(入会費・年会費・配信費用なし)
PRESSNOW(プレスナウ)編集部の確認後にPRESSNOWへ掲載。自社サイトで掲載ページを紹介するのが条件自社サイトを持つ個人・小さな会社無料掲載は0円。紹介なしのスタンダード掲載は5,500円(税の表記なし)
ぷれりり個人情報なしで登録し、ぷれりりにプレスリリースを掲載アプリ・サービスを出した個人開発者など0円
媒体の受付窓口に直接送るニュースサイトが公開している受付窓口にリリースを送る載せてほしい媒体が決まっている会社0円(掲載は媒体の判断)
表:無料で使えるプレスリリース配信サービスと、無料でできる範囲。

料金について

料金・提供内容は、2026年10月時点で各社が公開している情報をもとにした目安です。税込・税抜は各社の表記に合わせ、公式ページに表記が見当たらないものは「表記なし」としています。最新の条件は各サービスの公式ページで確認してください。

ポイントは、どれも「載ること」と「記者に届くこと」が別だという点です。表の「無料でできること」に、配信先(記者や媒体に届く)まで入っているかを見てください。掲載だけのサービスは、検索や一覧から見つけてもらう形になります。

プレスリリース配信サービスの無料と有料の違い

プレスリリース配信サービスの有料プランは、一般に「多くの記者・媒体に届ける」「提携サイトに転載される」「どれだけ読まれたか測る」の3つに費用がかかっています。無料の枠は、このどこかを削って成り立っています。

無料の配信サービスで削られやすいのは配信先の数

いちばん差が出るのは、届く記者・媒体の数です。たとえばvaluepressは、フリーがメディア20媒体への配信、有料のエコノミーが記者1,000名と提携サイトへの配信と案内しています。同じサービスの中でも、届く範囲がはっきり違います。

無料の配信サービスでは効果測定が付かないことが多い

有料プランには、閲覧数や転載先を確かめる機能が付くことが一般的です。PR-FREEは公式ページで、閲覧数や掲載したメディアの一覧は出さないと明記しています。valuepressのフリーも、効果測定などの機能に制限があると書いています。

無料の配信サービスには条件や審査がある

無料の代わりに条件が付くこともあります。PR TIMESの無料枠は設立年月とフォロワー集めが条件です。PRESSNOWの無料掲載は、自社サイトで掲載ページを紹介するのが条件です。審査で掲載を断られる場合もあります。

無料か有料かで迷ったら、「年に何本出すか」と「届けたい記者がいるか」の2つで決めるのが良いです。年に数本で、まず実績を残したい段階なら無料から始められます。特定の業界紙に確実に届けたい段階なら、有料の配信先リストのほうが扱いやすくなります。

有料のプレスリリース配信サービスを、料金体系・配信先・転載・効果測定の軸で比べた記事はリアンカーにまとめています。無料で試したあとに乗り換え先を探すときの参考にしてください。

リアンカーの配信サービス比較を読む

無料で出せるプレスリリース配信サービス6つの中身

ここからは、無料で使えるプレスリリース配信サービスを1つずつ見ます。何ができるか、誰に向くか、気をつける点の順に書いています。

PR TIMESのスタートアップチャレンジ(条件付きで無料)

PR TIMESは、設立間もない会社向けに「スタートアップチャレンジ」という無料の枠を用意しています。公式ページの条件は、日本国内の株式会社であること、会社設立から24か月以内であること、アカウント開設後のミッションを達成することの3つです。

ミッションは、PR TIMES上でフォロワーを3人集めることです。株主や利用者、社内のメンバーに頼む形が案内されています。無料になるのは最大10件までで、期間は設立から24か月後の月末までです。同じ月の2件目以降は有料になります。

対象外もはっきり書かれています。代理店が運用するアカウントと、親会社がある会社(法人が過半数の株を持つ会社)は対象になりません。通常の料金は1件30,000円(税抜)の従量課金です。

valuepressのフリー(機能を絞った無料プラン)

valuepressは料金表に「フリー」という0円のプランを載せています。公式の説明は、valuepressへの掲載とメディア20媒体への配信ができるお試しプランというものです。ファイルの添付や効果測定などの機能には制限があります。

向くのは、有料プランを契約する前に、管理画面や配信の流れを試しておきたい会社です。有料はエコノミーが1件30,000円、スタンダードが30日ごとに35,000円、ビジネスが30日ごとに70,000円(いずれも税抜)です。

PR-FREE(登録なしで投稿できる無料配信)

PR-FREEは、株式会社VOIXが運営する無料のプレスリリースサービスです。公式ページのよくある質問では、入会費・年会費・配信費用は一切かからないと書かれています。会員登録はいらず、フォームから投稿します。

投稿は、カテゴリに応じて複数の提携ニュース媒体に配信されます。ただし、どの媒体かは公開していません。運用の支援や原稿の作成、閲覧数の報告もありません。とにかく1本出して、検索で見つかる場所に置きたい人に向きます。

PRESSNOW(自社サイトで紹介すれば無料掲載)

PRESSNOW(プレスナウ)は、有限会社BMBプランニングが運営する掲載サイトです。会社・団体だけでなく、個人事業主やフリーランスも投稿できます。投稿は編集部が確認し、掲載まで1時間から3営業日ほどかかると案内されています。

無料掲載の条件は、掲載後に自社の公式サイトでPRESSNOWの掲載ページを紹介することです。紹介しない形のスタンダード掲載は5,500円、トップページの枠に出すPR PICK UPは11,000円です。紹介コードやアフィリエイトが主な目的の投稿は、通常の掲載から外れます。

ぷれりり(個人情報なしで載せられる掲載サイト)

ぷれりりは、無料でプレスリリースを載せられる掲載サイトです。公式ページでは、個人情報は不要で、誰でも無料で登録できると案内しています。2026年10月14日に確かめた時点でも、新しいリリースが載っていました。

公式ページには、ほかの媒体への配信についての記載はありません。ぷれりりのサイト内で見つけてもらう形と考えるのが良いです。一覧には、アプリの公開を知らせるリリースなども並んでいます。

媒体の受付窓口に直接送る(配信サービスを使わない無料の方法)

配信サービスを通さず、ニュースサイトの受付窓口に直接送る方法もあります。たとえばマイナビニュースは、プレスリリースや資料をメールで受け付けるページを公開しています。送ったものは編集部が目を通し、記事づくりの参考にすると書かれています。

費用はかかりませんが、載るかどうかは媒体が決めます。送り先を1つずつ探す手間もかかります。載せてほしい媒体が3〜5つに絞れているなら、配信サービスより確実に届けられる方法です。送り先の作り方はメディアリストの販売・購入の比較で紹介しています。

プレスリリースを無料掲載したときに届く先

プレスリリースを無料掲載したあと、リリースがどこに届くかはサービスごとに違います。読者が見つける経路は、一般に次の3つです。

  1. 1配信サービス自身のサイト:一覧ページや検索から読者が見つける
  2. 2記者・媒体への配信:登録している記者や編集部にメールなどで届く
  3. 3提携サイトへの転載:ニュースサイトなどにリリース本文がそのまま載る
サービス名自社サイトへの掲載記者・媒体への配信提携サイトへの転載
PR TIMES(無料枠)あり無料枠だけの配信先の制限は公式ページに記載なし公式ページに件数の記載なし
valuepress(フリー)ありメディア20媒体公式の料金表ではフリーでの扱いを確認できず
PR-FREEありカテゴリに応じた提携ニュース媒体(媒体名は非公開)提携媒体名は非公開
PRESSNOWあり公式ページに記載なし公式ページに記載なし
ぷれりりあり公式ページに記載なし公式ページに記載なし
表:無料で使うときに、プレスリリースが届く先。公式ページに書かれている範囲だけを載せています。

大事なのは、転載されても記事として取り上げられたわけではない点です。転載はリリース本文がそのまま載ることで、記者が取材して書いた記事とは違います。取り上げてもらうには、記者に届いて「書きたい」と思ってもらう必要があります。

その意味で、無料のプレスリリース配信サービスは「検索で見つかる場所を増やす」役割が中心です。自社サイトのお知らせと合わせて置いておくと、社名で検索した人が発表を見つけやすくなります。

プレスリリース配信サービスを無料で使うのが向く会社・個人

無料のプレスリリース配信サービスが合うかどうかは、会社の段階と発表の中身で変わります。目安を表にしました。

こんな状況合いやすい無料の選択肢理由
設立2年以内の株式会社PR TIMESのスタートアップチャレンジ通常と同じ配信を、最大10件まで無料で使える
有料契約の前に操作を試したいvaluepressのフリー同じサービスの有料プランと比べながら試せる
個人事業主・フリーランスPR-FREE、PRESSNOWどちらも個人の投稿を受け付けている
アプリ・Webサービスを出した個人ぷれりり、PR-FREE個人情報なし・登録なしで出せる
載せたい媒体が決まっている媒体の受付窓口に直接送る配信サービスを通すより確実に相手に届く
表:状況別に見た、無料のプレスリリース配信サービスの選び方。

個人でもプレスリリースを無料で出せる

プレスリリースは会社だけのものではありません。PR-FREEとPRESSNOWは、公式ページで個人事業主や個人の投稿を受け付けると案内しています。ぷれりりも個人情報なしで登録できます。PR TIMESの無料枠は株式会社が対象なので、個人では使えません。

無料の配信サービスが合いにくい場面

上場企業の決算や、業界紙に確実に載せたい新製品の発表は、届け先を選べる有料プランのほうが扱いやすくなります。無料の枠は配信先が少ないか、配信先を選べないことが多いためです。発表の重さで使い分けるのが良いです。

有料の大手プレスリリース配信サービスとの違い

有料の大手プレスリリース配信サービスは、届く媒体の数と、配信後の報告が厚くなります。代表的なサービスの公開情報を短く並べます。詳しい比べ方はリアンカーの記事に任せ、ここでは無料との差だけを見ます。

サービス名料金の目安公式ページに書かれている配信先無料の扱い
PR TIMES1件30,000円(税抜)。定額は月70,000円から(年契約)1万900以上の媒体設立24か月以内の株式会社に無料枠あり
@Pressスマート配信2.5万円から、サポート配信3.98万円から(税の表記なし)配信先メディア12,000、パートナーメディア332無料会員登録・無料相談あり(配信は有料)
valuepressエコノミー1件30,000円、スタンダード30日35,000円(税抜)記者1,000名と提携サイト(エコノミー)フリーあり(20媒体へ配信)
ドリームニュース30日間定額10,000円(税抜)公式の配信先メディアのページで公開トップページに無料配信の案内なし
表:有料のプレスリリース配信サービスの料金と配信先(公式ページの表記どおり)。

料金について

料金・提供内容は、2026年10月時点で各社が公開している情報をもとにした目安です。税込・税抜は各社の表記に合わせ、公式ページに表記が見当たらないものは「表記なし」としています。最新の条件は各サービスの公式ページで確認してください。

共同通信PRワイヤーは、一般企業向けの1件あたりの料金をトップページに載せていません。2026年10月には、定額プランを試せる25周年記念のキャンペーンを案内しています。条件は公式ページで確かめてください。

有料と無料のいちばん大きな違いは、配信先を「選べる」かどうかです。業界や地域で届け先を絞れると、関係のない媒体に送らずに済みます。PR TIMESと@Pressの違いは、リアンカーのPR TIMESと@Pressの違いで詳しく比べています。

プレスリリースを無料で配信するときに効果を上げる準備

プレスリリースを無料で配信しても、準備しだいで見つけてもらえる回数は変わります。一般に効果に効くのは、タイトル、出す日時、配信後の置き場所の3つです。

無料のプレスリリースもタイトルで読まれるかが決まる

掲載サイトの一覧では、タイトルしか表示されないことがほとんどです。「誰が・何を・いつから」がタイトルだけで分かる形にします。AIで下書きを作る方法はプレスリリースのAI作成で紹介しています。書き方の基本はリアンカーのプレスリリースの書き方にまとめています。

無料の配信でも出す日時を選ぶ

同じ日に大きな発表が重なると、一覧の中で埋もれます。業界の展示会や大手の決算発表の日を避けるだけでも、目に留まる時間が長くなります。日時の考え方はリアンカーのプレスリリースの配信タイミングにまとめています。

無料掲載したページを自社サイトから案内する

掲載したら、自社サイトのお知らせやSNSから掲載ページへリンクします。PRESSNOWのように、これが無料の条件になっているサービスもあります。社名で検索した人が、発表にたどり着きやすくなります。

無料でプレスリリースを出す前の確認

  • 無料の条件(設立年月・自社サイトでの紹介・審査)を満たしている
  • 記者・媒体への配信まで入っているか、掲載だけかを確かめた
  • タイトルだけで「誰が・何を・いつから」が分かる
  • 問い合わせ先(担当者名・メールアドレス)を本文に入れた
  • 大きな発表が重なる日を避けた
  • 掲載後に自社サイトとSNSからリンクする段取りを決めた

自社のリリースを出したあとは、同業他社がどの配信サービスから何を出しているかも見ておくと、次の発表の参考になります。リアンカーはPR TIMESとGoogle Newsから競合のリリースを集め、毎朝まとめて知らせます。無料プランから始められます。発表を「出す」側のサービスではない点にご注意ください。

リアンカーの公式ページを見る

プレスリリース配信サービス(無料)のよくある質問

Q. プレスリリースは無料でも効果がありますか?

A. 検索で見つかる場所を増やす効果は期待できます。一方で、記者に取り上げてもらえるかは配信先の数と中身しだいです。無料の枠は配信先が少ないか選べないことが多いので、発表の重さに合わせて有料と使い分けるのが良いです。

Q. 個人でもプレスリリースを無料で出せますか?

A. 出せます。PR-FREEとPRESSNOWは個人事業主や個人の投稿を受け付けると案内しています。ぷれりりも個人情報なしで登録できます。PR TIMESの無料枠は国内の株式会社が対象なので、個人では使えません。

Q. PR TIMESは無料で使えますか?

A. 設立24か月以内の国内の株式会社で、フォロワーを3人集めるミッションを達成すると、最大10件まで無料で配信できます。代理店が運用するアカウントや親会社がある会社は対象外です。それ以外は1件30,000円(税抜)の従量課金が基本です。

Q. 無料の配信サービスで出したリリースは、ニュースサイトに載りますか?

A. サービスによります。PR-FREEは提携ニュース媒体へ配信すると案内していますが、媒体名は公開していません。PRESSNOWとぷれりりは、公式ページにほかの媒体への配信の記載がありません。転載されても、記者が書いた記事とは別物と考えてください。

プレスリリース配信サービスを無料で使うときのまとめ

無料で使えるプレスリリース配信サービスは、3つの形に分かれます。条件付きで無料になる枠(PR TIMES)と、機能を絞った無料プラン(valuepress)です。もう1つが無料の掲載サイト(PR-FREE・PRESSNOW・ぷれりり)です。媒体の受付窓口に直接送る方法も、費用はかかりません。

選ぶときは、無料でできる範囲に「記者・媒体への配信」まで入っているかを最初に見るのが良いです。掲載だけでも、検索で見つかる場所は増えます。業界紙に確実に届けたい発表が出てきたら、有料の配信サービスを比べる段階です。

有料のプレスリリース配信サービスを料金・配信先・効果測定で比べるなら、リアンカーの比較記事が近道です。

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PR TIMES・Google Newsから競合のリリースを自動で集め、毎朝まとめて通知する競合監視サービス。無料プランあり、スタンダードは月300円。